若葉はるかぜ動物病院

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若葉はるかぜ便り

ねこちゃんもしっかりと寄生虫予防をしましょう!

皆様のおうちのねこちゃんは、寄生虫対策は万全でしょうか?

 

ねこちゃんはわんちゃんと比較して外に出る機会が少ないため、寄生虫対策への飼い主様の意識がどうしても低くなる傾向にあります。

 

ノミの卵は衣服や靴に付着して家の中に侵入してふ化する可能性がありますし、ゴキブリは体内に回虫の幼虫を持っている場合があり、ねこちゃんがイタズラした際に猫回虫が寄生する可能性があります。

 

さらに、わんちゃんへの感染で有名なフィラリア(犬糸状虫)に、ねこちゃんもまれに感染することがあり、効果的な治療もほとんどありません...。

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わんちゃんの寄生虫予防薬は、1剤でフィラリア・ノミ・マダニ・お腹の寄生虫の予防ができるオールインワン製剤が主流となってきていますが、ねこちゃんの予防薬にもオールインワン製剤があります!

 

以前は「ブロードライン」という名前のねこちゃん用フィラリア・ノミ・マダニ・お腹の寄生虫予防薬をご用意しておりましたが、さらに予防できる寄生虫の数が増えたオールインワン製剤が昨年末に発売されました!

 

わんちゃんの寄生虫予防で有名な「ネクスガード」シリーズのねこちゃん用予防薬で、首の後ろの皮膚に垂らすだけで1か月間駆除効果が続きます。

 

ねこちゃん自身を寄生虫から守るためなのはもちろんですが、一緒に生活する飼い主様を守るためにも、外出しない子にも寄生虫予防は欠かさず行っていただきたいです。

2023年5月からトリミングをお休みさせていただきます。

いつも当院のトリミングをご利用いただいている皆様、ありがとうございます。

 

皆様にトリミングに関するお知らせがあります。

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トリマーの産休・育休に伴い、2023年5月からしばらくの間、トリミングをお休みさせていただきます。

 

新たなスタッフが決まり次第再開する予定です。

 

ご利用いただいている皆様の中には、おうちの子が病気の治療中、もしくはハイシニアなために動物病院でのトリミングを希望されている方もいらっしゃるため、心苦しい限りです。

 

ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

動物も腸内環境を整えることが重要です。

皆様のお宅のワンちゃんの中には、お腹の調子を崩しやすい子もいるのではないでしょうか?

 

「健康を維持するために腸内環境を整えることが重要」ということは近年盛んに言われておりますが、動物も人間と同様、腸内環境を整えることが体の健康と密接に関連していると考えられています。

 

運動や規則正しい生活などももちろん大切ですが、腸内細菌バランスを整える上で最も重要になってくるのはやはり食生活です。

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毎日腸に良い食事の献立を考えるのは大変ですが、ワンちゃんの場合は善玉菌のエサとなる食物繊維を豊富に配合し、腸内細菌のバランスを整えてくれる療法食があります!

 

ヒルズの「腸内バイオーム」というフードで、以前は一番小さい規格が1kgでしたが、190gの小袋サイズが発売されて更に使いやすくなりました。

 

「24時間で軟便を解消」と謳っていますが、一過性の下痢の際もこのフード併用して治療すると格段に治りが早いです。

 

慢性の腸の病気がある子はもちろん、健康な子が食べ続けても問題ないお食事ですので、お腹が弱い子や、いわゆる「腸活」に取り組んでみたい方はぜひ一度小袋サイズから試してみていただいてはいかがでしょうか?

 

また、大抵のおやつ類は脂肪分やタンパク質が過剰だったり消化性が悪かったりするため、悪玉菌が増える原因となってしまいます。

 

おやつをやめてみるだけでお腹の調子が改善する子も多いので、メインのフードも含めた食生活全体を改善していただくことで、おうちの子の健康につながるのではないかと思います。

狂犬病予防の時期が近づいてきました!

先日、狂犬病予防やフィラリア症予防に関するお知らせのハガキを送らせていただきました。

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狂犬病予防注射を受けさせる期間は、狂犬病予防法施行規則により毎年4月から6月までとされています。

 

ここ数年は、新型コロナウイルスの影響のため、「やむを得ない事情により期間内に狂犬病予防注射を受けさせることができなかった場合、12月31日までの間に狂犬病予防注射を受けさせれば狂犬病予防期間内に注射を受けさせたものとみなす」こととなっております。

 

ただし、蚊が活動を始める時期になると、フィラリア検査のためにおうちの子を動物病院に連れてきていただく必要があるので、検査とともに狂犬病の注射も済ませてしまうのがわんちゃんたちにとっては楽かもしれません。

 

日本は世界の中でも数少ない狂犬病清浄地域の一つですが、その状態を保ち続けられているのも、皆様方が毎年おうちの子に狂犬病予防注射を受けさせていただいているおかげです。

 

日本で狂犬病が蔓延しないためにも、今後もお忘れなくおうちの子に狂犬病予防注射を受けさせてください。

フィラリア症予防を始めた方にバッグをプレゼントします!

3月に入ると蚊が活動を始める季節となりますので、4月からフィラリア症予防薬の投薬を始めましょう。

 

フィラリア(犬糸状虫)は蚊が媒介し、心臓に寄生することで血液の慢性的な循環障害や呼吸器の症状を起こしますが、4月から12月までの予防期間を守って投薬していただければ100%防ぐことができます。

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今年もフィラリア症予防を開始された方に、バッグをプレゼントします!

 

採血をしてフィラリア症でないことを確認し、投薬を開始しましょう。

 

最近ではノミ・マダニやお腹の寄生虫も一緒に駆除するオールインワン製剤を選択する方が多くなっております。

 

フィラリア症は命に関わる病気のため予防が必須ですが、ノミ・マダニお腹の寄生虫の予防もとても重要です。

 

おうちの子を守るためなのはもちろんですが、一緒に生活する皆様自身を守るためにも、寄生虫駆除薬は欠かさず投与しましょう!

健康診断の血液検査をおすすめしております!

昨年末に、自分の健康診断のために病院に行ってきました。

 

いつもは怖がりながらも頑張ってくれる動物たちの検査をする立場ですが、嫌がる動物たちの気持ちがよく分かりました。(獣医師なのですが、自分が採血などをされるのは苦手なのです...。)

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動物も人間と同様、何も症状がなくとも健康診断の検査を行うことはとても大切です。

 

ちなみに健康診断の血液検査をする際は、より正確な数値を得るために10時間以上絶食した上で採血するのが好ましいです。

 

予約なくいつでも検査はできますが、フィラリア検査で採血をする際に一緒に健康診断の血液検査をすると、採血の機会が少なく済むので動物にとっては嬉しいかもしれません。

 

わんちゃんねこちゃんは、1年で人間の約4年分歳をとるといわれており、「シニア」に入る7歳以上の子は年2回の検査を行うのが理想です。

 

毎日たくさんの動物を診察していると、まれに若くてして急激に病気を発症する子がおります。

 

若くて元気な子でも、こまめな健康診断をして、早めに異変に気付けるようにしておくことをおすすめします!