若葉はるかぜ便り
季節の変わり目にお腹の調子を崩していませんか?
5月に入り、日中は少し暑いくらいに暖かくなる日が増えてきました。
季節の変わり目には、下痢や嘔吐などの消化器症状を理由に病院に来院する子たちが増える傾向にあります。
軽度な消化器症状なら、様子を見ていれば次第に改善することも多いですが、様子を見ていると逆に症状が悪化していってしまう場合があります。
ひどく悪化する子だと、入院治療が必要なほど重度な胃腸炎へと進行していく子や、胃腸炎に加えて膵炎などを併発し重篤な症状を示すケースも稀にあり、昨年の冬は胃腸炎での入院が例年以上に多かったです...。
症状は軽度でも、消化器症状が長く続く場合、高齢な子では内臓の異常に伴う下痢や嘔吐の可能性を考える必要もあります。
そうは言っても、軽度なうちに治療してしまえばすっきりと治ってしまう胃腸炎がほとんどではありますので、おうちの子が下痢をしていたら、こじらせて悪化させてしまう前に受診していただくことをお勧めします!